困ったCase3.「常に人のマネをしたい」女性
中学生とか、高校生の頃によくあった現象。
友達同士て同じものを持ち、同じようなことをし、
人から「君たち似ているね!」という言葉をほめ言葉だと思っていた時期があった。
おとなになり、自分の個性=自分の好みが分かるようになり好き嫌いを分けれるようになった今、誰かと同じというのは非常に嫌なものである。
モノではない、やることが一緒が安心する
そもそも20代後半でたまたま同じものだったという事はあっても、あえて同じものを買うという行為は少なくなる。
むしろ似たような服を会社で着てきたときには、気まずくて仕方ない。
だが、世の中にはモノではなく、やることを真似したがる人もいる。
例えば、仕事で資料を作って欲しいと頼まれたのは私。
それを聞いていた女性は何を思ったか同じことをはじめたのである。
いつもは仕事以外の場では自分の意見をしっかり持っているにもかかわらず、
仕事になると一気に静かになり与えられた事をそのまましか出来ない。
挙句の果てに、仕事に対していつも自信満々なのである。
真似したがる理由はなんなのか?
真似したがる理由、それは根本的に私に対して「負けたくない」といった気持ちを強く持っているのではないか。
負けたくないから同じ仕事をする、
負けたくないから最終的に仕事を取る
おそらく、プライドが許さないのである。
私の場合、負けたくないのなら他の分野で勝とうと思う。
同じフィールドでやっても、それは衝突にしかならないからである。
切磋琢磨してよきライバルとなっているならば、同じフィールドでもいいのかもしれない。
もしくは得意分野だったのであれば、「私がやりたい」といえば言いだけの話である。
それもなく、同じ仕事を同じように真似しているだけでは全く持って無駄である。
仕事がない、暇です。
今回述べてきた女性がよく言う言葉は「仕事がなくて暇」。
一つの仕事を頼んでも満足いく仕事もせず、すこしだけやったら私と同じ仕事に手を出してくる。
終わったのかと思いチェックしてみると、これが仕事といえるのかという有様なのである。
そんな状態にもかかわらず、自信持って「仕事がなくて、暇」という神経を疑ってしまう。
アルバイトならともかく、正社員で相手も20代後半なのである。
取引先にメールするのにも1時間かかり、
資料を1部作るだけで(雛形はある)1週間以上かかり、
都合のいいときは首をカクッカクと根落ちしているのである。
仕事だけじゃない!感情も同じがいいの。
ここまでは仕事上での話だったが、この女性のすごいところは感情もまねしてくるのである。
例えば、私が手伝ってきた案件をさも自分の成果のようにしたときの話。
あまりにも散々な仕事ぶりなので、いつも何かしら手伝っているのであるが、ある日、上司の前ですべて自分の成果であると言い切ったのである。
私は、怒りで震えた。
「もう絶対に手伝わない」と決めて、話しかけるのをやめたのである。
すると、
なぜか相手まで怒っているのです。
話しかけるのをやめたといえども、業務内容も話すし表情も大して変えていないのです。
でも、でもなぜか相手の方があからさまな態度をとるのです。
衝撃的、感情も仕事もなにもかも真似したい女性に対してどうすべきか
実はこの女性、長くいれば長くいるほど他人のものがよく見える傾向もある様子。
過去には友達の彼氏を好きになって最終的には略奪した経歴もあるのである。
そこで色々と納得。
きっとこの女性自身「自信と不安」の間で揺れ動いているんだなと思う。
相手が怒っているのを見て「自分も怒っている」というわけではなく、「とりあえず相手の機嫌が直るまで自分は何もしない。」としているのと、仕事に対しては「この人に出来るのであれば自分も出来るであろう」という気持ちでいっぱい。
さらには、「怒ってもすぐ機嫌直すし」と人のことを甘くみている。
私はその態度にまた腹を立てるのである。
人がやってることをみて、うまくいっているなら取り入れる。
ちょっとアレンジを効かせたら「ほら、私すごいでしょ」と自信満々。
自分より格下にみている相手には、傲慢である。
本当であればこういうタイプの人間からはいち早く離れたいのであるが、同じ部署にいる以上、自分がやめるか相手が辞めるかしないと離れる事は出来ない。
鼻につくが、こちらが腹の中でなんと思おうがにこやかに接するべきであることは理解しているうえで、こういうタイプは一度失敗しないとダメなのである。
だからこそ、仕事のやり方はみせない。
相手に対して仕事を手伝わない。
感情も一定以上出さない。
ある程度の距離感を持って必要以上関わらないのが正解なのである。
わかっていてもそれが出来ない私の辛さw
どーしたもんかな( ꒪⌓꒪)